<あとがき>のようなもの



毎度お馴染<あとがき>のようなものです。
ここまでお読み頂きありがとうござます。これにて「求婚」は完結となります。
楽しんでいただけたのなら幸いです。

この話が出来た切っ掛けをお話しますと、原因は現段階ではまだ掲載していない「契約」のその後の話の某台詞にあります。そのお話自体は両親に御挨拶〜みたいなノリで書いていたのですが―― たった一言から発生したお話がここまで膨らむとは(笑) あまりにも二人して好き勝手やってくれるものだから、気がつけば「契約」の倍量に(苦笑)
榊としては大変でしたが、ものすごく楽しんで書かせて頂いたお話でもあります。烙の言動が変態っぽい(ぽいじゃない?)のは……榊の責任ではないです。本人の責任です(弁明)

題名がなんとも直截になってしまったのは、ただ単にそれ以外を思い付かなかったからです。仮題はずばり「獅烙と聖凜」。真名をそのままという、ある意味ネタバレ的な題でしたので、それよりはマシかと(苦笑)
ちなみに「聖凜」と書いて「せいりん」と読みます。こちらは本文中にも出ていますが、「獅烙」と書いて「しらく」です。
その他、漢字を使う登場人物の呼び名を解説しますと。
「海」は「かい」。「桂」は「かつら」。「楓」は「かえで」。「森」は「しん」です。

えぇ〜、コホン。最後に。
このお話は全体的に色々出し切れていない半端な部分もあるかと思います。20〜22話の部分も、完結をうたっていますが、内容的には中途半端ですよ、ね?
榊的に聖が真名を告げる部分まで書いて、このお話は完結と決めていたので、あんな風にちょっと半端な状態で終わる事に……(苦笑)

ということで蛇足にあと少しだけ、続きをどうぞ。
あの後の彼らの攻防です。森の命運は如何に? → next

<2012/04/29 榊 拝>




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